日本磁器のふるさと「肥前」

おとなの日々器 藤正


日本磁器のふるさと「肥前」


肥前、それは九州の北西部の地。

約400年前に日本で初めて焼かれた磁器、その時代から肥前の各産地では、

お互いに切磋琢磨しながら個性際立つ独自の華を開かせていった。


肥前で製造された陶磁器は、全国に流通し、日本の暮らしの中に浸透させると共に、海外からも称賛された。

おとなの日々器 藤正


日本を代表する陶磁器文化圏、肥前。


やきものの原料である陶石に恵まれ、豊かな自然に囲まれ、脈々と築かれた技術とデザインの伝承、

今でもトンバイ塀やレンガ煙突のある街並みとして残されている。

2016 年4月には「日本磁器のふるさと ~百花繚乱のやきもの散歩~」として、
肥前が日本遺産に登録された。